個人釣行記事

 行きそびれていた四国へ行ってきました。年ナシも釣れたし、美味しい魚も色々釣れたので報告します。 3月末、都合のついた釣友のO氏と高知県宿毛市の岡崎貸船センターへ、昨年10月以来の5ヵ月ぶりの釣行です。初日は他の釣り人はなく、6時出船。風はなく、曇り空。O氏の手前船頭で、岬の北側の中外浦(ナイガイノ浦)を目指します。通称オレンジポイントと呼ばれる生簀群の北面にボートを着けました。 2日前に多量の雨があったとかで,濁りがまだ残ってる。潮はあまり動いてない様です。いつも通り断続的にダンゴを入れながら準備を進め、7時に第1投。早速大物が掛ったがエイ!! そして第2投でチヌ44センチを釣り上げた。これで一安心です。エサはオキアミ。道糸にマーキング中に当たりがあり、食い込まないので少し上に誘って元に戻すと穂先が入る当たりが出た。 7:40に40台のヘダイ。2日間で10匹ほどのヘダイを釣ったが、大きさはほぼ同じだったが、数尾非常にきれいなヘダイが混じっていた。胸ビレのうしろに筆で払ったように淡い黄色が入っていて(キビレではなく、確かにヘダイ)、目と目の間の少し上に、見る角度で色が変わるメタリックブルーとでも言うような色が付いた、きれいな魚だった。ここには何度も通っているが、こんなのは初めてだった。写真を撮っておけばと今になって残念に思います。  オキアミ主体に釣っていたがサナギに変えると当たりはあるが食い込まない。コーンは反応なし。 9時半ごろからダンゴ当たりが活発になる。9:50天然マダイ。50センチ弱でオキアミの中切。次も中切で36センチのチヌ。あとにマダイやチダイが続く。11時半にシマアジ48センチ!!オキアミで中切られ。強い引きで横に走るのでボラかと思った。 依然としてダンゴ当たりが続く。ボラを掛けない様注意しながら釣り続け、12時過ぎには大きなガシラがくる。当然キープ。ボートに備え付けのイケスがにぎやかになってくる。此のころから右前からの風が少し強くなり、竿を変える。 その後は当たりなく中切などでボラが食ってきたり。14時ごろ中切したオキアミが当たりなく底まで到達し、一呼吸した後当たりがあり、今回釣行最長寸53㎝のチヌが来てくれた。味を占めて同様にするが、次はボラ。その後はボラとヘダイで一日目を終えた。
 2日目は名古屋から1人で来た同好の士と朝の挨拶をかわしてそれぞれ出船し、我々は出てすぐの湾内AKBポイント(以前47,8センチ前後が多数釣れて、仲間内でそう呼んでいる)に掛ける。前日の残りダンゴを入れながら準備し、6時半ごろ第1投。当日も曇り空で風もない。近くに見える桜が満開のようで、美しい。7時過ぎに当たりが出だし、7:10にヒラメ52㎝!! しかもスレ!前日はエイで、当日はヒラメと同じ(?)ようなスタート。 ダンゴを新たに作って朝食をとり、再開するとダンゴ当たりが出だした。8時過ぎに中切りでチダイ。潮はほとんど動いていないように見える。9時ごろからヘダイが釣れてくる。大きいのでよく引き面白いのだが・・・。 9:40やっと46センチのチヌ。練り餌をダンゴなしで落とし込んでの釣果だった。あの手この手で釣り上げた1匹でうれしかった。その後は時々ヘダイやこましなチャリコが来るくらいで、場所替えの話も出たがそのまま続行となる。此れがよかった?! そのあと14時にやっと52㎝のチヌをゲット。ダンゴが抜けたか未確認だったが、久しぶりの当たりで思わず合わせてしまった「結果オーライ」だった。その後はボラやフグに遊ばれて、帰途の事も考えて16時過ぎに終了した。  2日ともチヌの釣果があり、年ナシも2枚出て大満足の釣行だった。また、美味しい魚も多種釣れ、マダイとチダイは岡崎のおかみさんにプレゼント。ヒラメは自宅近所のプロに柵にしてもらい(料金100円足らず)、数件におすそ分け。シマアジは一夜干し(!!)にしてこれも一部知り合いに冷凍送付。ガシラは煮つけと時間差をつけておいしく食べることができました。感謝。 ダンゴや仕掛け、竿などはいつも通り。ただ今回は通販で買ったペレットを上撒きで使用した。また、1日目のオレンジポイントで掛けた生簀の持ち主の漁師さん(顔見知り)の話で、底の水温が低いように言っていたので、中切りを多用した。

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