個人釣行記事

　松〇副会長から寄稿をいただきました。

　皆さんご存じのように6月に予定されていた月例会が天気予報が思わしくない為中止になりましたが、自作ダンゴを作ってあるし、釣行モードの解消が難しく、日にちを変えて三重県尾鷲市の大曽根浦にあるマルトモ水産へ行ってきました。
　いつもレンタカーを借りての釣行なのですが、今回は予約が難航し会長への月例会参加連絡が遅れてしまってました。日程を変えての釣行なので改めてレンタカー店にTELすると、店長のご厚意で小型車の予約が普通車に、予約日の変更もスムーズに行えました。「店長、いつもお世話になります」
　さて釣行先ですが、５月の月例会で落ち込んでた（理由は皆さんご存じだと思うのでここには書きません）気分を立て直すために６月初旬に非会員の釣友とマルトモへ行ってました。結果はLINEで流した通り「ツ抜け」したのですが、年ナシは出ませんでした。そのため、今回は「忘れ物を捕りに」再度の釣行に決定。これまで６戦５勝と相性が良いこともありますし・・・
　５時半出船。当日は長潮であまり良い潮回りとは思えなかったのですが、釣り人は小生を含めて５名でした。前回とは異なって沖側の空生簀の右端で東向きに乗りました。
　何時も通りダンゴを投入しながら準備し、十数個投入した６時１５分からスタートしました。潮はゆっくり手前に差し込んでくる潮。天気は曇りで時々日が差し風もなく、
パラソル用のポールは準備したものの使うことはなかったです。
　８時前にゴンズイ、続いてヘダイが顔を見せたがチヌの気配は全く感じられない。その後、潮が右に行ったり左に行ったりと定まらず、これがほぼ一日で時に激流となったりしました。一投ごとにコーン一粒を投入してダンゴの投入位置を決めながら釣りを続けました。
　１匹目のチヌが来てくれたのは３セット目のダンゴを打ち始めてすぐの１１時前でした。ギリ年ナシかと思いましたが、狭い場所なので計測せずスカリへ投入しました。寸法はマルトモのインスタでご確認ください。オキアミの餌で矢引きほど糸を出していました。かなり強い引きで大物の予感はしたのですが左右に走られたのであるいはボラかとも思ったのですが、よかったです。続いて１１時半に魚が掛ったのですがあと少しのところでバラシ！！ちょっと大物風だった。「オキアミ、矢引き」は同じ。ハリス切れでした。お昼を挟んでヘダイが数尾きて、２匹目のチヌは４０㎝後半で１３時前でした。オキアミ、コーン、サナギと餌を変えながら釣っていましたが、コーンでの反応はほとんどなく、サナギの２個掛けで１ヒロたるませでの釣果でした。
　その後はハコフグや良型アイゴ（よく引いた）やゴンズイに遊ばれる。小雨が降ったりしたが、パラソルを使うほどではなかったです。
　１６時前にそこそこの大物が掛ったが、あげてみると大型のフグで口に３つのピアス（針）がついている。１本は道糸がつながったもので、もう１本は午前中にハリス切れになったものだった。チヌ針６号で太軸で環付なので間違いない。もう一本は奥の方なのでとることができなかった。こんな強者の魚は初めてです。
　１６時ごろから無風、ベタ凪で曇り空・ローライトといい雰囲気になりましたが３匹目はなかったです。

「蛇足」
　今回の単独釣行でいろいろなものを目にしました。
　当日の早朝、定宿にしている民宿から渡船場へ行く道すがら、サルとカモシカ（多分？）。サルや鹿、タヌキは時々見かけるがカモシカは初めてです。ネットで検索すると角が少し違うけど・・・
それと走行しているときに前に走る車や、隣の車線のくるまのナンバープレイトの数字の配列でちょっとした偶然が！？　前日宿に向かっているとき「７７－７７」「９９－９９」そして「３３－３３」。当日帰路で「８８－８８」「２２－２２」そして「６６－６６」を見ました。走行中で写真も撮れず、一人なので他の人の話もないのですが、本当の事です。「これってすごくないですか！」（飯島８段の物まねで読んでください。笑）しかも往きは奇数、帰りは偶数です。
「これって吉or凶？」いつも通りの安全運転（本当かいな）で事故にも合わず、速度違反で捕まりもせず。家に帰ったらやっぱり奥様は健在。これってやっぱりイイ事（知らんけど）。「忘れ物が捕れた」ことは間違いなくイイ事。コロナにも感染してないし、宝くじを買ってないので当たることもないし・・・
　これを書いてる途中に会長から７月月例会の連絡が入りました。最近状況がいいようなので楽しみです。
　
ダンゴ　　　砂と糠の自作（押し麦や集魚剤少し）＋エサ吉のイエローステージ
針　　　　　チヌ針６号
おもり　　　なし
道糸　　　　春夏秋冬２.５号
竿　　　　　DAM製　１.４M
餌　　　　　オキアミ、コーン、活丸サナギ
その他　　　アミエビ、サナギ激荒